石井真介
調理師学校を卒業後、「オテル・ドゥ・ミクニ」や「ラ・ブランシュ」を経て渡仏。フランスで本場の二つ星、三つ星レストランを経験し、2004年に帰国。 2008年より「レストランバカール」のシェフを7年間務める。 2016年4月、自身のレストラン「Sincère(シンシア)」をオープン。国内外の名店で培ったエッセンスをベースに、クラシックかつ遊び心のあるフランス料理を作る。 一般社団法人Chefs for the Blueリードシェフ。
Sincère
“Sincère(シンシア)”は、東京・北参道の住宅街に店を構えるフレンチレストラン。クラシカルなフランス料理の技術をベースに現代風のアレンジを加え、遊び心溢れるプレゼンテーションと温かなサービスでゲストを迎える人気店だ。数種類揃えるコースメニューは、季節の移ろいや生産者の想いを伝える内容。2019年度、2020年度の『ミシュラン東京』で一つ星獲得。
奥田 祐也
1978年、東京出身
恵比寿タイユバンジョエルロブション、二期倶楽部で修行を重ね、銀座アンジェリーナでセカンドシェフに就任。タイ王国にてMADUZI HOTEL BANGKOK 、2017年よりVIEHOTELにあるフレンチレストラン「La VIE」のエグゼクティブシェフに就任し、数々の功績を残し日本へ帰国。2019年4月よりCITABRIAに入社。アジアのエッセンスとフレンチの融合を得意料理とする。
CITABRIA
レストランの原点を追求していく当初からの一貫した経営理念は、ミシュラン二つ星店のレフェルヴェソンス、カジュアルフレンチのラ・ボンヌターブル、独自の世界観を表現した一軒家バーのCITABRIA BAR、ケータリングFOODLAB、ベーカリーカフェのブリコラージュ、それぞれの表現のステージにて、レストラン文化が秘めるポテンシャルを如何なく発揮している。
梅原 陣之輔
大分県出身 飲食店を営む家に生まれ食に触れる。京都を皮切りに日本料理を学ぶ。銀座のレストラン型アンテナショップ運営などに携わり、地域活性化や食観光・六次産業を含む首都圏での情報発信 料理・イベントを行ってきた。2014年より日本文化創造に取り組むSIMPLICITYに入社、「八雲茶寮」「HIGASHI-YAMA Tokyo」両店の総料理長としてその腕を振う。
八雲茶寮 / HIGASHI-YAMA Tokyo
東京・目黒の地に、それぞれ都心の喧騒を離れ佇む一軒家。ハレとケを表現する両店は、日本各地に息づく先人の智慧を時代に合わせて再解釈し、上質かつシンプルなスタイルで提供している。東京の現代(いま)を映し出す“日本食”を提案し、根強い人気を誇るレストランだ。
米澤 文雄
1980年、東京都出身。恵比寿「イル・ボッカローネ」で修業後、22歳で渡米し、インターンを経てミシュラン3ツ星店「Jean-Georges」で 日本人初のスーシェフに。帰国後、「Jean-Georges Tokyo」オープン時からシェフ・ド・キュイジーヌとして活躍。 2018年秋、「The Burn」のエグゼクティブシェフに就任。2019年には「ヴィーガン・レシピ」を出版。
The Burn
日本では珍しい火の味のするシンプルかつ豪快なグリル料理。
国産牛の熟成肉をメインにオーガニックな野菜など、強火な炭火で香ばしく焼き上げます。開放的なNYスタイルの店内は、バーエリアにダイニングエリアと、シーンに合わせてお選びいただけるスタイルです。
辻 大輔
1981年京都府生まれ。2001年にイタリアへ渡り、語学学校からスタートしてトスカーナの魚料理専門リストランテ、キアンティのトラットリアで修業。ロンバルディア州のリストランテ「ロカンダ・ヴェッキア・パヴィア」での修業後2006年に帰国し、東京・白山「ヴォーロ・コズィ」へ。渋谷「ビオディナミコ」のシェフを経て2012年に「コンヴィヴィオ」のシェフに就任。2015年に北参道に移転しリニューアルオープンする。
Convivio
北参道の落ちついた住宅街に店を構えるリストランテ、「コンヴィヴィオ」。シェフがイタリアで学んだ伝統料理をベースに日本のすばらしい食材を組み合わせ、新旧の視点を大切にした「驚きのある料理」を目指している。2018年からEC販売にも取り組み、「コンヴィラザーニャ」が人気を博している。
中村 拓登
1984年茨城県生まれ。調理師専門学校とそのグループのフランス校を卒業後、フレンチレストラン「コム・ダビチュード」(東京・中目黒。現在閉店)を経て日本料理に転向。「HIGASHI-YAMA Tokyo」(同・中目黒)と「八雲茶寮」(同・都立大学)で修業。2019年6月、「Salmon & Trout」(同・下北沢)のシェフに就任する。2015と2016年、 若手料理人コンペディションRED-U35でシルバーエッグを獲得。
Salmon & Trout
最寄りの下北沢駅から徒歩10分強。便利とは言えない場所に建つ12席の小体な構えながら、料理、酒、フィロソフィーそれぞれに独自の世界観を発信し続ける店としてつとに知られるレストラン。昨年シェフが交代してからは、伝統的な日本料理をベースとした新しいチャレンジが注目を集めている。
松本 一平
1974年和歌山県生まれ。調理師の職業訓練学校を卒業後、「ヴァンサン」(東京・六本木)等を経て2000年にベルギーへ。ミシュラン一つ星店「レッソンシェル」(ナミュール)で修業し、2002年に帰国する。「オー・グー・ド・ジュール」(同・麹町/現在閉店)ののち「オー・グー・ド・ジュール・メルヴェイユ」(同・日本橋)のシェフに就任。2014年に独立し、「ラペ」をオープンし、2018年度版のミシュランガイドでは一つ星を獲得。
ラペ
目が届く大きさ、心が届く距離間でしつらえた20席の心地よい空間でラペが提供するのは、現代料理の軽やかさと古典料理の歴史をあわせ持つ、季節感に満ちた日本らしいフランス料理。日本各地の生産者と、そしてお客さまとの温かなつながりを大切に、真心をこめたサービスでレストランの楽しさを伝えている。
綿貫 安秀(ヤスさん)
1975年、東京都生まれ。26歳で父親が経営していた四谷「後楽寿司」に入店し、2010年に跡を継ぐ。「後楽寿司やす秀」と屋号を変えて、それまでの町場の寿司屋から高級鮨店へと大きく方向を転換。美味しいとされる全国の鮨店を巡り、産地や生産者を足しげく訪ねて学びを重ね、日々「もっと美味しい鮨」を目指し研鑽している。 食事は“楽しく”がモットー。 現在は雑誌やテレビにも多数出演中。
後楽寿司 やす秀
四ツ谷の裏通り、ひっそりと佇む隠れ家的な店構えの鮨店。店主が毎日市場に通い、産地やブランドに拘らず仕入れた美味しいネタを自慢とする。羽釜を使い、試行錯誤の末たどり着いた方法で炊き上げるシャリと、ひと手間の愛情をかけたネタを、最も美味しい温度と状態で提供している。
田村 亮介
1977年東京都生まれ。家業が中華料理店という環境からシェフを志す。調理専門学校卒業後、数店を経て四川料理「麻布長江」の長坂松夫氏のもとで10年ほど修業を積む。2009年5月より「麻布長江 香福筵」のオーナーシェフに就任。2019年12月に南青山で「慈華 itsuka」を新規移転オープンし、各種メディアや料理教室などでも活躍中。化学調味料を一切使用せず、素材の味わいを生かした味づくりを貫いている。
慈華
歴史ある中国料理の技術と文化に最大限の敬意を払いつつ、日本人の感性やテロワールを融合した、慈華でしか食べることのできない独自スタイルの皿を提供する中国料理店。洗練されたコース料理も魅力だが、担々麺や麻婆豆腐など、カジュアルな料理からもシェフの卓越したセンスと技術力が伝わる。
川田 智也
1982年、栃木県生まれ。調理師専門学校卒業後、中国料理店「麻布長江」に入店し8年間修業する。2011年に「日本料理 龍吟」へ。6年間の修業中、台湾の「祥雲龍吟」の立ち上げにも参画し副料理長に就任する。2017年の「茶禅華」オープンとともにエグゼクティブシェフに就任。2018年度以降『ミシュラン東京』にて二つ星。2019年3月の「アジアのベストレストラン50」で23位、2020年に29位にランクイン。
中国菜 茶禅華
麻布の閑静な住宅街に建つ、元ドイツ大使公邸の瀟洒な建物を改装。上質で落ち着いた空間で提供されるのは、中華の技術に軸足を置きつつ日本の食材を生かし切る、“和魂漢才”の中国料理だ。クリアで滋味深い味わいと、エネルギーに満ちた力強い味わいが交差する魅力的なコースは、世界に比類なき「川田智也の料理」である。
遠藤 記史
1986年、東京都生まれ。高校卒業後イギリス留学を経て、父の背中を追い鮨職人の道へ。銀座や六本木の名店で修業を積み、地元である恵比寿で独立。全国の生産者を訪ね、鮨の伝統をアップデートすることをコンセプトに新たな鮨を模索する。
恵比寿えんどう
JR・東京メトロの恵比寿駅からほど近く、「最上階で」「窓のある」店にこだわり若き店主が2019年に開いた8席の鮨店。白木のカウンターとぬくもりのある内装に加え、食材を氷で冷やす氷室を供えるなどこだわりを貫き、鮨の技術を用いて生産者の想いを食べ手に伝えている。