最前線で闘う医療チームにシェフの“おいしい”を届けよう

Smile Food Project – スマイルフードプロジェクト

2月22日(月) ~2月26日(金) のお弁当

(撮影:鈴木泰介)

・アラスカ産 サステナブルな銀ダラの黒米の衣揚げ ラヴィゴットソース
・和歌山県小川農園フルーツ大根と瀬戸内レモンのマリネ
・根セロリのムース、北海道の帆立、ベトナムのブラックタイガー
マドラススパイスオイル
・国産牛ほほ肉ポトフ 肉じゃが風
・キャロットクミンライス たかさんのルッコラ
・レアチーズムース

本プロジェクトの立ち上げメンバー、息もぴったりな「シンシア」石井シェフと「ザ・バーン」米澤シェフが、昨年に続きタッグを組んだお弁当です。

「味噌漬けがおいしい」と二人の意見が一致したというアラスカ産の銀ダラは、味噌に漬けてから押し黒米をまとわせ、からりと揚げて(石井シェフ考案)、玉ねぎやピクルスを刻み酸味をぐっと効かせたラヴィゴットソースを添えています(米澤シェフ考案)。また、クリーミーな根セロリのムース、帆立、海老を重ね、カレー風味のスパイスオイルで風味づけをした前菜、またポルト酒や蜂蜜でマリネし、ほろりと柔らかく煮上げた牛ほほ肉のポトフなど、技術も味の構成もいかにもフレンチらしい二つの料理は石井シェフが担当。対して、びっくりするほどジューシーな大根と優しい酸味のレモン、フェンネルなどを取り合わせたフレッシュなマリネ、荒くおろした人参とたっぷりのクミンを炊き込んだ風味豊かなピラフは、いきいきとした素材感の表現がお得意な米澤シェフ担当と、それぞれの個性がたっぷり味わえるお弁当になりました。500個が最前線に届けられた月曜日から、1週間がスタートです。

 

「世界中で、たくさんの人が笑顔で過ごせる日が早く来ますように」(石井シェフ)

 

 (メニュー担当:C-Blueより「シンシア 」石井真介シェフ、「ザ・バーン」米澤文雄シェフ、「サイタブリア フードラボ」より奥田祐也シェフ

 

Chefs for the Blueが選んだ
今日のサステナブル・シーフード

アラスカ産 銀ダラ 1959年にアメリカ合衆国の一部となったときから、漁業のサステナビリティが州憲法に掲げられていたアラスカは、科学に基づきサステナブルに管理された漁業を成功させたパオイオニアでもあります。この銀ダラも取得している「責任ある漁業管理認証プログラム(RFM認証)」は、国際的な信頼度が高いアラスカ独自の水産認証です。

北海道ぎょれんの帆立貝 北海道漁業協同組合連合会が、年間水揚げ30~40万トンを誇るホタテガイ漁業でMSC認証を取得したのは2013年。厳しい基準に基づいて審査が行われるこの国際認証は、環境への配慮と水産資源の持続可能な利用を実現した漁業に与えられるもので、欧米諸国ではスタンダードになりつつあります。

ベトナムのブラックタイガー海老 ベトナム南部、マングローブの森に囲まれた湖で育てられたブラックタイガー海老です。抗生物質などはもちろん餌も与えず、自然環境のなかで育てる循環型養殖は環境に負荷をあたえにくく、生産者は水産養殖のエコラベルASC認証を取得しています。