最前線で闘う医療チームにシェフの“おいしい”を届けよう

Smile Food Project – スマイルフードプロジェクト

2月8日(月) ~2月12日(金) のお弁当

(撮影:鈴木泰介)

つるかめ農園有機無農薬米
小松菜、ちりめんじゃこ、ゆかり、白えびの混ぜご飯 本枯節をかけて
豚克つ煮・特製デミグラスソース
さかな人・長谷川さんのお魚 大根、牛蒡、山サンショウ風味
かぼちゃのバニラバターロースト
コールスロー&季節野菜のピクルス
ホームメイドクッキー

お弁当メニューを担当することが決まってから、医療機関の現状をはじめさまざまなリサーチをスタートし、「喜んでもらえる」お弁当の内容を練った生江シェフ。メインディッシュには思い出の母の味、「克つ煮」(下記)を選んでくれました。

だしをしっかり含ませた一口カツには、1日かけて炊き上げたフランス料理のクラシックなソース、デミグラスソースを組み合わせて。神奈川の地魚を使った香ばしいタレ焼きには、柑橘香るエキゾチックな山サンショウオイル(レフェルヴェソンス特製)をひと塗りして仕上げています。また多層に重なる野菜が嬉しいサラダに、繊細なスイーツを思わせるかぼちゃのローストなど、和を意識したほっこりと落ち着く構成ながら、随所にフレンチシェフのエッセンスを忍ばせた楽しいお弁当になりました。

 

「『克つ煮』

ひとつお話をさせてください。今回お弁当に入れさせていただきました、豚克つ(カツ)煮は私が小さい頃、難題を克服出来るようにと母親がお弁当やおにぎりの中(!)に入れてくれたものです。皆さまの置かれている状況は想像もしきれないのですが、何かこの「克つ煮」の元気が活(カツ)力に変わってくれればと願い、心を込めて作りました。僕たち飲食店も苦境に立たされておりますが、お互い気持ちをひとつにがんばりましょう!

生江史伸 レフェルヴェソンス一同」

   (メニュー担当:サイタブリアより「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ)