最前線で闘う医療チームにシェフの“おいしい”を届けよう

Smile Food Project – スマイルフードプロジェクト

2月15日(月) ~2月19日(金) のお弁当

(撮影:八田政玄)

岩中豚の叉焼と広東白菜のごはん
内海水産の真鯛の黒酢ソース
紅ズワイ蟹と縄文の鶏卵のかに玉
大豆香料煮、白菜甘酢漬け、搾菜の青花椒風味
農園風 棒棒鶏サラダ
特製棒棒鶏ドレッシング
パンナコッタ

「以前台湾で働いていた頃、鉄道でぐるりと旅したことがあるんですが、その際食べた叉焼弁当がとってもおいしくて元気になったんです。医療機関の皆さまに、僕なりに作った叉焼弁当で明日への活力を届けられれば嬉しい」と言う川田シェフ。下味をしっかりとつけて、こんがりと焼き上げた甘辛い叉焼はボリュームたっぷりで、下に散りばめたみずみずしい広東白菜との相性もばっちりです。

付け合わせには、香港や台湾で叉焼のお相手として定番の白菜甘酢漬けと大豆の煮物。パリッと揚げて疲労回復効果が高い黒酢の餡をからめたサステナブルな真鯛、ネギや生姜の香り高いふんわりまろやかなかに玉をとりあわせました。飲食店の営業自粛により出荷量が激減し、経営難に直面する志高い農家さんたちの有機野菜を、ふんだんに使った棒棒鶏サラダも添えています。

   (メニュー担当:C-Blueより「茶禅華」川田智也シェフ

Chefs for the Blueが選んだ
今日のサステナブル・シーフード

愛媛・内海水産のASC認証真鯛 2020年夏、真鯛で世界初のASC認証を取得した愛媛の養殖漁業者、内海水産。通常はアジやイワシなど天然の小魚を粉末にしたフィッシュミール を餌にするところ、トウモロコシや大豆など植物原料の比重を増やし、また使用する天然魚についても乱獲されておらず、トレーサビリティがきちんとわかるものを確保しています。さらに真鯛にストレスを与えないよう生簀の中の魚の密度を低く抑えたり、水温や海中に溶け込んでいる酸素や窒素、アンモニア濃度、海底の泥などのモニタリングを行うことで、養殖が環境に負荷を与えすぎていないかを定期的にチェックしています。