最前線で闘う医療チームにシェフの“おいしい”を届けよう

Smile Food Project – スマイルフードプロジェクト

1月12日(火) ~1月15日(金) のお弁当

(撮影:鈴木泰介)

スペシャリテの”白いボロネーゼ”
ASC認証パンガシウスと人参のエスカベッシュ、八朔、ディル
鶏の蜜焼き山椒風味
菜の花ごはん
冬野菜のタブレ(ビーツ、加賀蓮根、カリフラワー、大根、牛蒡)

 

1月8日、昨年4月に続く2回目の緊急事態宣言が発令されました。新型コロナウイルス感染者受け入れ体制が逼迫する医療機関の様子がメディアに流れていますが、私たちプロジェクトメンバーにもその深刻さは直接伝わっています。

「体力的にも精神的にも限界状態にある医療現場の方々に、少しでも笑顔になっていただきたい、元気を届けたいんです」とカラフルなメニューを組んでくれた中村シェフ。精神安定の効能があるというローズマリーの香り高い「白いボロネーゼ」や、酢の疲労回復効果を狙った白身魚のエスカベッシュ、蜂蜜のやさしい甘みが疲れを癒してくれる鶏の蜜焼きなど、ボリュームも満点です。もちろんスマイルフードプロジェクトのお弁当らしく、種類・量ともに野菜もたっぷり。カリカリ、サクサク、シャキッ、コリッなどなど、さまざまな食感とはじける香り、冬野菜らしい甘みも楽しんでいただけますように。

(担当:サイタブリア &C-Blueより「ラ・ボンヌ・ターブル」中村和成シェフ

Chefs for the Blueが選んだ
今日のサステナブル・シーフード

ベトナムのパンガシウス パンガシウスはナマズ目の淡水魚で、西洋ナマズとも呼ばれます。きめの細かい白身で扱いやすく、火を通すとふわっとした食感と上品な味わいが楽しめるのが特徴。最近は、スーパーなどでも目にすることが多くなりましたね。今回使用したのは、ASC認証を取得したベトナムの生産者のもの。「水質や環境を汚染しない」「乱獲されたアジやイワシなどの餌を使わない」など、養殖が及ぼす環境への負荷を可能な限り少なく抑えて育てられています。(※成長すると草食傾向が強くなるため、餌として魚を与える必要もなくなります)