(撮影:鈴木泰介)
サステナブルな海老と大野さんの鱸のシーフードマリネ、キャロットラペの竹炭シューサンド
ラタトゥイユとオクラのコンソメジュレ
生産者応援!松坂牛の牛すきごはん
コリンキーとパッションフルーツのサラダ パパイヤマスタード
苺のレアチーズ クランブル添え
プロジェクト最終週のメニューを担当したのは、立ち上げメンバーである「シンシア」の石井シェフと「ザ・バーン」の米澤シェフ。フレンチの技を駆使する石井シェフ、ビーフマスター&ヴィーガンメニューもお得意な米澤シェフらしいチョイスのラインナップです。
目をひく右下の黒いパン?は、なんと竹炭パウダーを練りこんで焼いたシュー生地。サステナブルなエビ&スズキのシーフードマリネとキャロットラペを挟み、ボリューミー&さっぱりと仕上げた他では味わえないサンドイッチです(石井シェフ担当)。また、インバウンド需要の落ち込みなどで苦境に陥っている生産者さんをサポートしたいと取り入れた松坂牛の牛すきごはんは、さすがとろける柔らかさ(米澤シェフ担当)。カップで添えたコンソメジュレのせラタトゥイユの丸みあるまとまった味わいも、マスタードをきかせたコリンキーとパッションフルーツサラダの弾けるフレーバーも、それぞれとても二人らしいお料理です。
(メニュー担当:C-Blueより「シンシア」石井真介シェフ、
「ザ・バーン」より米澤文雄シェフ)
Chefs for the Blueが選んだ
今日のサステナブル・シーフード
今回使用したのはベトナム南部、マングローブの森に囲まれた湖で育てられたブラックタイガー海老です。抗生物質などはもちろん餌も与えず、自然環境のなかで育てる循環型養殖は環境に負荷をあたえにくく、養殖のエコラベルASC認証を取得しています。またスズキは、以前のお弁当でも取り入れたFIP(漁業改善プロジェクト)推進中の江戸前スズキ。欧米に比べ、日本には「サステナブル」と公に認められたシーフードが本当に少ないのが残念ですが、Chefs for the Blueでは今後も持続的な海を目指し、できるだけ海にやさしい水産物を取り入れるなどしていきます。
さて、Smile Food Projectの運営は、今週でいったんひと区切りとなりました。これまで応援してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました!
Smile Food Project 広報担当 佐々木ひろこ
(一般社団法人Chefs for the Blue 代表理事)