（撮影：鈴木泰介）

ひと口ごとに違った味を楽しめる太巻きって、なんだかわくわくしませんか？　ひとときの休憩時間であっても、少しでも楽しい気分になっていただきたい－－そんな思いで、たくさんの太巻きをつくりました。具は平飼いでのびのび育った鶏の玉子焼きをはじめ、車海老や干瓢、ごく細く切った胡瓜などたっぷり。添えたガリには、ジューシーで香り高い藏光農園の超減農薬甘夏を合わせています。

しろえび真蒸をのせて焼いた車麩や、うす味を含ませた根菜でほっこりとした気分を、春キャベツの胡麻和えや鶏の梅肉和えで食感や味わいのアクセントを。椎茸の南蛮漬けとカブのサラダは脇役ながら、ひと口で長い余韻を楽しんでいただけるひと品です。たくさんの和の味わいをぎゅっと詰め込んだお弁当が、チームの想いを運んでくれますように。

　（メニュー担当：C-Blueより「HIGASHI-YAMA TOKYO」梅原陣之輔総料理長、
「恵比寿えんどう」遠藤記史料理長）

Chefs for the Blueが選んだ
今日のサステナブル・シーフード

富山湾の宝石、深海に生きるしろえび。新湊漁港の「富山湾しろえび倶楽部」は、“持続可能な漁業”を掲げる漁師のグループが取り組む海の未来を見据えたプロジェクトです。乱獲につながる漁獲競争を避けるため、全員の水揚げ金額を集めて（＝プールして）各船に均等に分配する“プール制”を導入。富山県の水産研究所とタッグを組み、科学的なエビデンスをもとに資源量を把握し、漁期には日々全船の水揚げ量を調整しながら操業しています。
公式ウェブサイト：https://shiroebiclub.net/