いわて門崎丑牧場から届いた岩手牛のローストビーフ 葱とザーサイのソースのせ
いろいろ山菜ときのこのナムル仕立て
長野県野口さんから届いた無農薬米のごはん
いろいろ野菜のギリシャ風ピクルス
大木さんから届いたホウレン草とスイスチャードのジェノベーゼ風 山椒の香り
ささき農園さんの根菜 豆板醤のきんぴら
稲見さんの日光金乃卵を使った玉子焼き
きくらげと椎茸のサンラータンスープ
今日のメニュー担当は「慈華」の田村亮介シェフ。届け先である慶應義塾大学病院に息子さんがお世話になった経緯があり、「どうしても手伝わせてほしい」と超多忙ななか急遽担当することになりました。前日までのメニューをベースに、中国料理で使うスパイスや調味料などを使って即興でアレンジ。見かけは前回とあまり変わらないのに、口に運ぶと見事に大陸の風が吹く、その「魔法」に驚きます。
ローストビーフのソースにたっぷり使った白葱に含まれるアリシンは、血行をよくし、疲労物質である乳酸を分解してくれます。スープにたっぷり加えた酢にもきんぴらに使った豆板醤にも、乳酸の蓄積を防ぎ疲労を回復させる効能が。味はもちろん医食同源に基づいた料理の組み立てに、中国人の生活の智慧を想うメニューです。
(メニュー担当:C-Blueより「慈華」田村亮介シェフ)