最前線で闘う医療チームにシェフの“おいしい”を届けよう

Smile Food Project – スマイルフードプロジェクト

4月8日(水) キックオフミーティング

こんにちは!Smile Food Project事務局の佐々木ひろこです。

さて、石井シェフのSNS投稿から2日後の4月8日(水)、一般社団法人Chefs for the Blue(シェフスフォーザブルー)、株式会社Citabria(サイタブリア)、株式会社NKBの三社でキックオフミーティングを行いました。たった1時間半ほどのミーティングで、各社の役割分担が明確になります。Chefs for the Blueは、メンバーシェフたちによるレシピ提供と調理、そして広報業務を。Citabriaは調理用キッチンや配送ロジスティクスの提供、そしてたくさんのキッチン・事務スタッフによる運営体制を。NKBはプロジェクトマネジメントや協賛社獲得、そしてウェブサイトの構築を。このメンバーで実行に移すことができると確信した三社は、即日でプロジェクトを正式に立ち上げました。

当面の差し入れ先は、石田さんの個人的なつながりがあるいくつかの医療機関とすることに決まりました。当初は温かい食事を差し入れたいと、キッチンカーを病院の駐車場などに配置して提供することを考えていましたが、現場ではいつ休憩を取れるか分からないこと、コロナ病棟勤務者は建物の外になかなか出られないこと(いったん防護服を着たら脱ぐことができない)、人と人との接触をできるだけ避けるべき状況であることなどの理由から、お弁当を納品するかたちで進めようと方向転換します。

ケータリング専用のセントラルキッチン、「サイタブリア・フードラボ」。(撮影:福尾美雪)

ラボの前には、風の吹き抜ける気持ちのいい芝生が広がっています。(撮影:福尾美雪)

調理場所は、サイタブリアが豊洲で運営するセントラルキッチン「フードラボ」。ケータリング用の大量調理が可能な厨房で、あらゆる最新調理機材が揃っています。ふだんから厳しい衛生管理を行っていますが、コロナ対策として衛生ガイドラインのハードルをさらに上げることも容易。食材搬入やお弁当搬出の導線、そして換気対策も万全です。通常は15人前後で調理を行うところ、キッチンに入るのを一度に8人までに絞り、“密”にならないよう注意しながら調理を行うことになりました。

 

さあ、いよいよスタートラインに立ちました!

 

感謝をこめて。